国土交通省は、平成26年8月から社会保険未加入の元請業者を排除し、その一年後には1次下請業者も直轄工事から排除してきました。
そして、この措置を広げ平成29年4月からは、社会保険未加入の2次下請業者も直轄工事から排除となります。
今後、国土交通省は「社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン」を改訂して、元請業者に対し「下請業者への加入指導に関する責任」強化を検討しています。
このガイドラインに伴い、許可部局が立ち入り検査を実施し、元請業者から下請業者への社会保険加入の働きかけや、下請業者から提出された見積書の尊重などの状況を確認して、必要に応じて指導をするとしています。
これまで会社の負担が大きく 社会保険の加入に対し消極的であった、2次 下請業者も社会保険に加入しないと仕事ができない状況になります。
当事務所では、社会保険の加入に対するご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。